そもそも派遣労働とは?

派遣労働とは,「雇用契約を結んだ会社(派遣元事業主)ではなく、別の会社(派遣先)で働く」ことです。

派遣の仕組み
派遣労働者は、派遣元事業主と雇用契約を結びます。
・派遣元事業主は、派遣先と労働者派遣契約を結び、派遣契約の業務と労働者の登録した業務が一致した場合、労働者を派遣先に派遣します。
・労働者は派遣先の指揮命令を受けて働きます。
。賃金は、派遣元事業主から労働者に支払われます。

このように、派遣労働は、雇用契約を結び賃金を支払う会社と、業務に関して指揮命令をする会社とが異なっています。

そして、労働者派遣事業は,次の3種類に区分されます。

1、登録型派遣=一般労働者派遣とは

人材派遣として働くひとたちの大半は、登録型の形態をとっています。求職者が派遣会社に登録しておき、派遣会社からの条件明示があったときにのみ就業するスタイルのことで、一般労働者派遣と呼ばれています。
派遣スタッフとしての賃金は、「時給×労働時間」で計算され、手当や賞与、退職金などは支払われません。また、常用型派遣と比較して、一般的に給与は少ない傾向にあります。
大抵の一般事務派遣は登録型といわれる形態をとっています。

2、常用型派遣=特定労働者派遣とは

常用型とは、派遣会社の常用社員として派遣されるタイプのことで、特定労働者派遣と呼ばれています。
派遣会社自らが、正社員や契約社員として常用雇用という形で雇い入れ、そこから派遣先企業のニーズに応じて派遣されるというしくみになっています。
派遣会社との雇用関係は、社員が退職するまで無期限に続き、派遣先で働いている期間も、また働いていない待機期間も派遣会社の社員として雇用されていることになりますので、安定した収入を得られるというメリットがあります。
給与は、月給で支払われることが多く、手当や賞与、退職金などが支払われるので、登録型より安定してします。

IT関連のエンジニア、技術職、企画立案などの豊富な知識と経験をもった人材が常用型スタッフとして雇用される傾向にあります。

一般的に、「登録型」派遣よりも給与が高く設定されていますが、優秀な技術や豊富な知識・経験が必要とされますので、未経験者では厳しいのが実情です。

3、紹介予定派遣とは

労働者派遣の役務の提供の開始前または開始後に、雇用することを前提に、派遣労働者として使用し、その間の派遣労働者の働きぶりから能力・適性を見極め派遣先で雇い入れようと思う場合には、派遣元から職業紹介を受けて、従業員として雇い入れる制度です。
派遣元事業所が紹介予定派遣労働者として労働者を雇用するときには、その旨を明示することが義務付けられています。

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