マンション管理士とは

マンション管理士とは、文字通りに読めば、マンションの管理人?と考えてしまいがちですが、まったく違います。
マンション管理士というのは、マンションの専門知識を持って、管理組合の運営その他マンションの管理に関し、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、助言、指導その他の援助を行うことを業務としています。

要するに、マンション問題のコンサルタントの資格という位置づけです。
マンション管理士という資格ができるまでは、マンション問題については、たとえば、法的な問題であれば、弁護士、構造に関する問題であれば、建築士、設備の問題であれば、設備の専門家などが、相談に応じていました。
しかしそれぞれの専門家であっても、マンションについて詳しいとは限りません。
弁護士にしても、マンションに住んだことがなく、マンションなどの不動産については、ほとんど知識がない方もいますし、建築士にしても、マンションを手がけたことがない方も多いでしょう。

そこで、マンション管理士という資格を設けて、マンションについて一定の知識を有している者にマンション管理士の資格を与え、マンションの住民が相談先を選ぶ際に参考にしてもらおうというのがねらいのようです。

コンサルタントの資格ですから、資格があれば、即、仕事につながることは珍しく、もともと、マンション問題について、一定以上の知識を有している方が・・・

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