CIA(公認内部監査人)とは

CIA(公認内部監査人)というのは、文字通り、会社の内部の監査役としての役割を期待されている人のことです。
現在、企業では、会社自らが業務の適正を確保するための体制を構築していく内部統制が求められています。
たとえば、違法行為を行わないことはもちろんのこと、財務報告における不正や誤りを防止するための仕組みを構築していくことが必要とされています。
食品偽装の問題を見ても、企業は、一度、不祥事を起こすと、信用はがた落ちになり、場合によっては、倒産の危機に立たされることも珍しくありません。
会社が自ら、内部統制を行い、不祥事によるリスクを抱えないようにすることが求められています。
具体的には、組織形態や社内規定の整備、業務のマニュアル化や社員教育システムの運用、また規律を守りつつ目標を達成させるための環境整備、そして財務報告や経理の不正防止策を講じていく必要があります。

こうした業務の担い手として期待されているのが、CIA(公認内部監査人)という資格を持った人材です。
CIA(公認内部監査人)は、IIA(内部監査人協会)が主催する国際資格ですが、今では、日本でも試験が行われています。試験は、英語ではなくて、日本語で行われます。

CIA(公認内部監査人)の資格をとっても、公認会計士や弁護士などと違い、特別な権限を持つことができるわけではありません。
また、CIA(公認内部監査人)の資格を持っていても・・・

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