CIA(公認内部監査人)は役に立つのか

CIA(公認内部監査人)の資格の認知度はいまいちです。
大手の企業や外資系なら、CIAといわれて、公認内部監査人の資格のことだなと理解してもらえることもありますが、中小規模の会社になってくると、CIAといわれても、アメリカ中央情報局のことだと思われて、「うちの会社は、CIAのエージェントではないよ」みたいなわけのわからない話になってしまいます。

CIA(公認内部監査人)は、資格試験も始まったばかりということですし、基本的に外国の資格であるため、認知度が低いことは仕方のないことです。
ただ、CIA(公認内部監査人)と同程度の知識や経験を持った人材というのは、確実に必要とされています。
最近の企業の不祥事は目を覆うものがあり、いったん不祥事が発覚すると、それだけで、会社が倒産しかねないことになってしまいます。
そうしたことがないように、企業が自ら、内部統制する必要があるわけで、それを担うだけの力があることの証明として、CIA(公認内部監査人)が利用できるわけです。

日本の資格で、CIA(公認内部監査人)に似た資格は、現在のところ、存在しません。弁護士で企業法務に詳しい方が、一番近いかもしれませんが、弁護士は、そもそも、内部統制の能力を担保する資格ではないので、完全に一致するとはいえません。

やはり、内部統制について詳しいことを示すための資格としては・・・

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