司法制度改革の失敗でますます難しくなる司法書士試験・・・

最近は、司法制度改革が正しかったのかどうかについて、疑問の声が上がるようになりました。

例えば、裁判員制度は、まるで、徴兵制と同じような制度で、国民に身体的、精神的苦痛を与えるだけのものであり、まったく意味のない制度です。おそらく、裁判員制度が始まっても、ほとんどの方は、裁判員になることを拒否するでしょうし、裁判員を集めるために無駄な時間を費やして、却って裁判が遅延することになるでしょうし、裁判員になることを逃れるためのテクニックなんかをまとめた本などがベストセラーになるのではないかと思っています。

弁護士を増加することについても、訴訟社会であるアメリカに倣って、日本の弁護士の数を増やそうとしているわけですが、現実には、裁判に持ち込まれるような争いは少ないわけで、弁護士を増やすことに意義があるのかどうか、今になって、疑問が投げかけられています。
特に、法律業界は弁護士だけが担っているわけではなく、司法書士を初めとする法律隣接職によって、担われているわけですが、マスコミは、単純に、アメリカの弁護士=日本の弁護士としてだけ計算して弁護士が足りないと煽っていますので、さらに飽和してしまうのは必然です。

法科大学院も、入学した人がほぼ全員合格できる制度ではないことが明らかとなり、もしかしたら、高いお金や長い時間無駄にしてしまうかもしれないリスクを負ってまで弁護士を目指す必要はないという風潮が広がりつつあります。実際、今年の法学部の志願者数は減っていて、人気が落ちているようです。
一方で、法律の勉強をしている方の多くが司法書士に目をつけるようになりました。司法書士は今や、ほとんど、弁護士と変わらない仕事をすることができますし、いざとなれば、裁判もできるわけです。
しかも、法科大学院に入学する必要もないとなれば、司法書士試験に転向する方が激増することは明白です。


さて、司法書士試験を受験しようと思っている方も多くいらっしゃると思います。今の時期から、勉強を開始すれば、来年の司法書士試験を迎えるころには、合格ラインに達しているはずです。
もちろん、簡単な試験ではなく、ますます難しくなる試験ですから、油断は禁物ですが。

司法書士試験の勉強をするなら・・・

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