行政書士資格でも転職や就職で有利になる

一般的に、資格試験の勉強をするという場合、3種類の目的があると思います。
第一に、資格を取ることで、転職や就職などで有利になるようにしたいと思っている場合。
第二に、資格を取って、行政書士事務所などを開業したいと思っている場合。
第三に、趣味や自己啓発のために勉強するという場合。

行政書士司法書士社会保険労務士など法律関係資格の場合は、いずれの資格も、独立開業することのできる資格です。
ですから、資格を取って、行政書士司法書士社会保険労務士事務所などを開業したいと思っている方も多いと思います。

しかし、たいていの方は、開業を目標としておらず、転職や就職などで有利になるように行政書士司法書士社会保険労務士などの法律関係資格の勉強をしているようです。
法律関係資格の場合は、日商簿記検定試験のように、法的な知識の到達度を示す試験は、ビジネス法務検定しかありません。しかし、ビジネス法務検定は、行政書士司法書士社会保険労務士などの法律関係資格と比べると、受験生も少なく、メジャーな検定試験とはいえないようです。
ですから、法的な知識があることを証明するために、行政書士司法書士社会保険労務士などの法律関係資格の勉強をしている方が多いようです。

では、資格を持っていることで、就職や転職で有利になるのでしょうか。
もちろん、業種によって違いますが、一般的には、行政書士宅建程度の資格を持っているだけでも、十分に評価はされています。
日商簿記検定試験で言えば、2級を持っているのど同程度くらいには評価されています。

ただ、独立系資格の宿命でしょうか。将来は、独立したいと思っているのかどうかという質問をよく受けると思います。
一般企業で働き続けるのであれば、行政書士宅建などの資格は、上記で説明したように、法的な知識があることを証明するために、受験しているのだということや、ビジネス法務検定では、レベルが低すぎるので、行政書士宅建などの資格を取ったと説明できるようにしておくとよいでしょう。

中には、将来独立すると思われるから、行政書士資格等を持っていることを隠そうとする方もいらっしゃるようですが、せっかく資格を持っているのに、もったいないことだと思います。

ぜひ、どんどん資格をとって、履歴書の資格欄を埋め尽くすようにしましょう。

これから、行政書士試験の勉強を始める方は、参考にしてください。

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