独立しないのに司法書士資格を取る意味はあるのか

今日は、「独立しないのに司法書士資格を取る意味はあるのか?」という質問を受けましたので、紹介します。

法律関係の資格試験は、いくつかありますが、法律関係資格の特徴として、どの資格も大抵、独立して仕事をすることが前提になっている資格が多いことが上げられます。

司法書士試験も、独立するための資格です。
では、実際に司法書士試験に合格した方で、独立している人はどれくらいいるのかというと、わずかだと思います。
独立するための資格なのに、資格を取っても、独立しなければ意味がないのではないか。

と思うかもしれません。

しかし、独立しなくても、資格を取得したことには意味があります。

本来、資格は、独立するために取得するものではありません。
他の分野の資格を調べてみると分かると思いますが、大抵の資格は、自分の能力を証明するためのものであって、資格を取ったから独立するというものではありません。

例えば、身近な試験で上げれば、TOEICの試験なんかは、スコアで自分の能力を示してくれる試験です。
また、日商簿記検定試験も、級別に自分の能力を示してくれる試験といえるでしょう。
いずれの試験も、独立・・・

この記事の続きを読む