行政書士は営業許認可申請を代行するだけではダメ!

行政書士の勉強を始めようと思っている方が気にしていることは、行政書士ってどんな仕事をしているのか。行政書士として独立して食えるのかということだと思います。
当サイトにも、行政書士試験の体験談だけでなく、行政書士は、どんな仕事をしているのかという質問や、食えるのかという質問も寄せられています。
これから行政書士の勉強を始める方にとっては、行政書士の仕事に興味を持つのは当然だと思います。

行政書士の仕事は、行政関係の書類を作成することです。個人が提出する届出等については、簡単なものばかりですし、役所でも丁寧に教えてくれるようになっていますから、行政書士が関わることはほとんどありません。

行政書士の仕事の多くは、個人の届出ではなく、企業の届出に関する仕事です。その代表的なものが、建設業許可申請です。

建設業許可の場合は、まず、建設業者が建設業許可の要件を満たしているかどうかをチェックする必要があります。
経営が安定しているかどうか、熟練の技術者がいるかどうかをチェックするわけですが、要件を満たさない場合も結構あります。そんなときは、どうすれば、要件を満たすのかということを説明することが行政書士として必要になります。
もちろん、単に、手引書に書いてあるとおりのことを言っても、お客様は納得しませんから、具体的にどうすればよいのかを教える必要があります。
ここが、ベテランの行政書士と新人の行政書士で差がつくところですね。新人は、手引書に書いてあるとおりのことしかいえませんが、ベテランなら、具体的なテクニックを有していますから、どうすれば申請が通るかということも教えることができます。

要件を満たしていれば、申請することになるわけですが、申請書類を作成するためには、たくさんの資料を取り寄せる必要があります。郵送でも取り寄せできますが、たいていの場合は、役所や関係者のところに出向いて、書類をもらってこなければなりません。
会社の中の人がやる場合は・・・

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