司法書士試験の難易度

これまでも何度か取り上げたことですが、司法書士試験の難易度は非常に高まっています。

法科大学院が始まった時から予想されていたことで、司法試験の勉強をしていたけれども、合格できなかった方が、司法書士試験に転向しているからです。
旧司法試験は、大学を卒業すれば、誰でも受験できる試験でした。
そのため、勉強する資金が少ない方であっても、働きながら、何とか、司法試験の勉強を続けることはできました。

新司法試験は、法科大学院に進学しなければ、受験できない試験になりました。法科大学院に進学するには、司法試験対策講座を開講している学校で勉強するよりも、はるかに高額なお金を次ぎ込まなければなりません。
夜間部の大学院、安い大学院もありますが、基本的には、学生として、働かないで勉強しなければならないわけでその間の生活資金も必要です。
裕福な家庭でなければ、勉強することなど到底できないわけです。

また、法科大学院に入学しても、確実に司法試験に合格できるわけではありません。もしかしたら、1千万円近いお金をどぶに捨ててしまうことになるかもしれないのです。
そんなリスクを犯してまで、新司法試験に挑戦する必要はないという風潮が強まっています。


一方で、司法書士の業務は拡大しており、債務整理の分野では弁護士とほとんど変わらない仕事ができるようになっています。
司法書士試験は、学歴の制限がなく、誰でも受験することができます。
司法試験受験の専門学校にかようにしても、大学院に払うお金に比べたら、安いものですし、働きながら勉強することも可能です。

そのため、司法試験をあきらめた方が、司法書士試験に挑戦していますし・・・

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