税理士試験と司法書士試験に合格し開業

司法書士試験、税理士試験どちらも難易度が高い試験で、どちらか一方の試験に合格するだけでも、大変なものです。
司法書士試験に合格するだけでも5年以上の時間がかかることが珍しくありませんし、税理士試験に合格するだけでも5年以上の時間がかかることも珍しくありません。

ですから、両方の試験に合格できるというのは大変すばらしいことです。

今回は、司法書士と税理士の2つの資格で開業されている方からお話を聞くことができましたので紹介します。

まずは、どのようにして司法書士試験、税理士試験両方の試験にされたのか聞いてみました。

「私は、法学部出身で、最初に、司法書士試験の勉強をしていました。学生の時から、司法書士試験の勉強をしていて、合格してのが、大学を卒業した2年後のことです。5回目の試験でようやく合格したことになりますね。当時は、司法書士事務所で働きながら勉強していました。」

5回の試験で、ようやく司法書士の資格を手にしたわけですね。司法書士事務所で働いていたということですから、実務経験も十分。

すぐに独立を考えたのではと質問するとそうではないようです。

「まだ、独立する自信はありませんでした。まず、第一に、法律以外のこと、例えば、経理や会計のことはまったく分かりませんでした。ですから、次に、日商簿記検定2級の勉強を始めたのです。簿記の勉強をしているうちに、会計の勉強も面白いということに気がついて、さらに、会計の資格も極めようと思いました。そこで、税理士試験の勉強も始めました。」

大変好奇心満々で、会計の勉強も始めたということですね。独立するからには、簿記の知識は必要ですが・・・

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